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沖縄タイムス 「オフィスの窓から」掲載について(第5回 2025年9月21日)

弊社代表取締役社長の大神田が沖縄タイムスにてコラムを執筆しております。
詳細については、以下参照ください。

(沖縄タイムス オフィスの窓から 第5 回 2025 年9 月21 日掲載)
株式会社おきなわC&Cホールディングス
代表取締役社長 大神田睦

「人の営み」に寄り添う

 この連載では、金融制度改革に端を発するサービサーの歩みや、現場で芽生えた信頼の連鎖、地域に根ざした承継の営み、人と技術の協働についてお伝えしてきました。どの場面にも根底に流れているのは「人の営みに寄り添う」という一貫した思いです。そうした思いは、やはり日々のお客様と向き合う現場において最も強く感じます。

 その象徴が、約束した期日に分割返済を欠かさず続けてこられるお客様の姿です。その一つ一つの返済には、誠実に責任を果たそうとする意思がにじんでいます。私たちもまた、入金を確認するたびに、その歩みに寄り添う思いを一層深めてきました。返済の記録には、人の営みが刻まれています。その歩みの積み重ねこそが信頼を形づくり、私たちがサービサーとして歩む力の源になっています。

 同じように、地域の企業もまた営みを未来へつなぐ責任を抱えています。しかし、県内では経営者の約3 人に2 人が後継者不在という現実に直面しています。営みをどう未来へ受け渡すかは、避けて通れない社会課題です。創業者が人生をかけて守り抜いた誇りと雇用を次世代へつなぐ。その場に立ち会うとき、胸に熱いものが込み上げます。承継とは単なる事業の移転ではなく、人の思いを未来へ託す営みだと受け止めています。

 私どもが歩んできたのは、いつも“人の営み”そのものです。志を変えず挑戦を続けること。信頼
をつなぐこと。地域に根差す営みを承継すること。そして、人を中心に据えながら技術の力も借りて
未来を切り開くこと。その延長線上に、これからの歩みがあります。

 わがグループは、暮らしや経済の土台を見つめ、さまざまな社会課題に丁寧に寄り添いながら、静かに波紋を広げられる存在でありたいと願っています。これまで支えてくださったすべての皆さまへの感謝を胸に、一歩ずつ挑戦を続けながら未来を築いていきたいと考えています。

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